横浜の塩害と外壁塗装の関係について

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このページでは「横浜の塩害と外壁塗装の関係について」をご紹介しています。

横浜の塩害と外壁塗装の関連性

建物を守る外壁は、工法、使われている材料によって一定期間毎にメンテンナンス、塗装等が必要となってきます。これは、外観を保つことは勿論ですが、傷んだまま放置しておくと、どんどん劣化が進んでいってしまいます。そんな大切な外壁塗装ですが、地域により気をつけなければいかないポイントが違ってきます。今回は、横浜を例に、海に近い地域における塩害と外壁塗装の関係について見ていきたいと思います。

外壁塗装の必要性について

まず、外壁塗装の必要性について簡単に見ていきたいと思います。

建物の外壁は、古くなってくると建物の印象が悪くなるだけでなく、構造上も深刻な問題に繋がってしまうことがあります。劣化が進んでいくと、外壁の損傷が激しくなり、最悪の場合、崩落等の危険が出てきます。勿論、そこまでいかなくても損傷が進んでしまうと、修復にかかる費用は大きなものになります。ですから、早め早めのメンテナンス、外壁塗装は家を長持ちさせるために必要なものであると同時に、長い目で見たコストを考えると、決してマイナスな出費ではないと思っていただければと思います。

横浜市のような地域における建物の塩害とは?どんなことが起きる?

外壁塗装については、一般的には10年程度が目安となってくるかと言われます。勿論、使われている材料や工法、そして塗装の種類によっても違ってきますが、一つの目安として覚えておいていただければと思います。ところがある地域では少し短い期間での外壁塗装をおすすめしています。それは、横浜市のような、海の近くの塩害が予想される地域にある建物です。では、塩害とはどのようなことなのか見ていきたいと思います。それは文字通り、建物に塩分が付着することによっておこる弊害のことを言い、勿論、海の近くで見られる現象です。蒸発した海水が風によって運ばれ、建物に付着することで起きます。外壁等に付着した塩分によって、塗装が剥がれやすくなったり、金属部分の錆びが進んでいったりします。そして、一見、塩害とは関係なさそうなコンクリートでも塩分濃度が上がると化学反応により、内部の鉄筋にまで影響が及び剥離等が進んでいくことになります。

塩害に気をつけなければいけない地域とは?普段、気をつけなければいけない点は?

では、どのような地域で塩害が起きるのでしょうか?基本的には海の近くということになります。勿論、地形や風向きなどにもよりますが、概ね海岸線から5キロ圏内では塩害の心配をしなければいけないと言われています。5キロというと、結構、内陸部になるような気もしますが、実際にはそんな地域にまで塩害の可能性は出てきます。そして、自分の家がある地域が塩害の心配があるかどうかを見分ける1つの目安として、海岸線からの距離の他に、次のようなことをチェックして見てください。

海の匂い、塩の香りがするかどうか?

付近の建物、構造物で錆びが進んでいるものがあるかどうか?

海岸線から離れていても、このような特徴のある場所では塩害対策が必要となってきます。勿論、周りの建物の影響などによって、風の影響も変わってきますから、塩害の範囲も変わってくるかと思われます。

塩害に強い材料や塗装を行うことは勿論ですが、塩害の心配のある地域でも普段から外壁の洗浄などを行っていただくと外壁塗装の寿命を延ばすことが出来ます。建物に限らず、自動車などでも、下回りに錆びに強い塗装が施されていたり、海沿いを走った後などは、下回りの洗浄を行う場合があるのと同じだと思っていただければいいかと思います。外壁の洗浄を行われる場合は、真水で行っていただくのは勿論ですが、ホースで水をかけて洗い流すような感じで行っていただければと思います。最近、ご家庭でも普及している高圧洗浄機を使用すると、かえって塗装を傷めてしまう可能性もあるからです。

そして、外壁塗装の頻度、間隔ですが、一般的な建物場合、10年前後が基本になるとお伝えしましたが、塩害が予想される地域では、2から3年短くなると思ってください。ほんとに海沿いの重塩害地域では、さらに2年近く短くなる、概ね5年ぐらいが目安になることもあります。

また、外壁だけでなく、雨戸や戸袋、樋の金具、釘やビスや水切り、それに門扉や塀、外部階段でも塩害は進んでいきます。

塩害地域における外壁塗装のポイントは?

では、塩害対策が必要な地域における外壁塗装のポイントを挙げておきます。

材料

施工方法

時期

施工者

以上の4つが大切になってきます。

材料については、錆止め効果が見込める防食性のある塗料を選ぶ必要があります。具体的には「フッ素系塗料」や「アクリルシリコン樹脂系塗料」と呼ばれるものがそれに当たります。これらの塗料は、他のものに較べると、確かに割高な部分もありますが、その分塩害が予想される地域でも寿命が長くなりますから、錆びに強い塗料を選ぶようにしてください。

次に施工方法ですが、これは通常の地域でも言えることですが、下地処理を丁寧に行う必要があります。汚れは勿論、錆びを落としたり、劣化している部分を補修するなどといった工程が終わると、錆止めが必要となってきます。塗装が長持ちするかどうかは、このような下地処理をいかに丁寧にするかにかかってくると言っても過言ではないのです。

また、外壁塗装を行う時期についてですが、先ほど、大まかな目安について紹介させていただきましたが、実際には、汚れや錆びが目立たない場合は、ついつい先送りしてしまいがちです。しかし、実際には、目立たないところで錆びが進行している場合もありますから、確かに出費にはなりますが、早め早めに定期的な塗装をおすすめしています。勿論、外壁塗装は足場を組んだり、それなりの工事費がかかるものですが、塩害により錆び等が進むと更に大きな出費になってしまいますので、御理解いただければと思います。

最後に、施工者についてです。現在は、外壁塗装でもネットなどを通じて色々な業者から見積もりを取ったりすることが出来ます。勿論、それぞれの業者の責任のもとで、施工計画や見積もりを出されると思いますが、出来れば地域の状況をよく知っている業者をお選びいただければと思います。立地や周辺の状況によって、塩害の程度も違うため、ベストな施工方法が異なります。塗装と一口に言っても、材料選びや施工方法も含めて、それぞれの地域によって、そして建物ごとにベストな選択は違ってきます。そして建物の寿命を延ばすベストな外壁塗装は、それらを熟知している業者さん選びから始まると言っても過言ではないくらいです。勿論、高額な工事になってきますから工事価格は大切になってきますが、決して見積もりの金額の比較だけで業者を選ばないようにしていただければと思います。勿論、地元に密着した業者であれば、後々のメンテナンスも含めて、心強い存在になってくれると思いますので、業者選びに関しては、その当たりも心に留めて置いていただければと思います。

今回は、横浜のような海に近い地域での外壁塗装について見て来ました。塗装の使命は、見た目をよくすることだけではありません。大切な建物の外壁を守るという役割を担っています。日本は、南北に長く、海に囲まれた島国です。その地域に応じた材料を選び施工を行うことが、建物を大切に使い続けるということでもあると思います。

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